那覇市消防局の消防隊員14人が集団で飲食をして、全員が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。
消防局では当分の間、会食を中止とするなど再発防止と信頼回復に取り組むとしています。

那覇市消防局の発表によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、20代から50代の消防隊員14人です。
14人は、いずれも同じ時間帯に勤務するグループのメンバーで、先月30日、人事異動に伴う飲み会を那覇市内のレストランで行ったということです。

症状はいずれも軽く、いずれも自宅待機しているほか、職員20人も濃厚接触者となり、出勤できない状態になっているということです。
欠員は、ほかの職員で補うなどしていて、業務に支障は出ていないとしています。

那覇市消防局の比嘉義樹局長は「感染防止対策の徹底で市民や県民に自粛を呼びかけるなかで、
多数の陽性者を出し信頼を損ねたことに対して深くおわび申し上げます」と陳謝しました。

那覇市消防局では当分の間、職員らによる会食を中止するなどして、再発防止と信頼回復に取り組むことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20220405/5090017840.html