中高年の転職が活発になっている。41歳以上の転職者数は2020年度までの5年間で2倍に増え、若い年代より伸び率が大きい。新型コロナウイルス禍をへて企業が新たな成長事業の立ち上げを急ぐなか、経験が豊富な人材への需要が高まっている。即戦力となる中高年の流動化が進めば経済の活性化につながる。

東京都内に住む男性(44)は昨年、19年間勤めた大手出版社を退職した。デジタル関連の新規事業を担当していたが大...(以下有料版で、残り1332文字)

日本経済新聞 2022年4月17日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCA25AAW0V20C22A3000000/