西成区の住宅崩落 大阪市と住民が「和解」へ 崩れたのり面補強工事“市”が負担
4/27(水) 12:06配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d685d759e2d8d97e4903034889ccb4c0bf796a69

 大阪市西成区で住宅が崖の下に崩れ落ちた問題で、崩れたのり面の補強工事を市が負担することなどで、市と住人側が和解する見通しであることが分かりました。

 去年6月、大阪市西成区で住宅2棟が崖の下に崩れ落ち、隣接する1棟も撤去されました。

 大阪市によりますと、崩れたのり面の補強工事に関して、住人らが費用負担などに反対したことから、今年2月、工事を認めるよう仮処分を申し立てていました。

 その後、住人側が土地を寄付する一方、がれきの撤去費約2600万円と、今後行う補強工事の費用を市が負担することなどで、和解する見通しが立ったということです。

 崩落した家に住んでいた山下輝雄さん
「撤去(費用)とられたら生活できひんから、多少は救われたかな」

 大阪市は和解するための議案を5月議会に提出する方針です。