スティーヴ・ローゼンバーグ、BBCロシア編集長

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ロシアの「特別軍事作戦」を象徴する「Z」マークはモスクワ市内のあちこちで見られる

モスクワでは爆弾の爆発はない。街の周りを外国の軍隊が取り囲んでいるわけでもない。モスクワ市民がいま経験していることは、ウクライナで起きている悲惨な事態とは比べ物にならない。

一見するとこの街の日常は普通にさえ見える。サドーヴォエ環状道路(ガーデン・リング)は相変わらず渋滞しているし、私の目の前にある地下鉄駅からは大勢が次々と表に出てくる。

しかし実際には、普通で相変わらずと言えることはあまりない。普通の日常は2月24日、ウラジーミル・プーチン大統領が「特別軍事作戦」のためウクライナ侵攻を軍に命じた時点で終わった。

私はソヴィエト連邦時代のこの国を経験している。ソ連崩壊後のロシアでずっと暮らした。そして世界最大の国は今また、姿を変えた。

「特別軍事作戦のロシア」をご案内しよう。

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スーパーの棚には商品がそろっている。軍事侵攻開始当初に起きたパニックの名残はもうない。写真は4月21日、モスクワ南郊ポドリスクのスーパーで

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戦争博物館の売店では「大統領」という単語に「Z」を使ったバッジが売られている

※以下省略。記事全文はソース元にて


6時間前
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-61225441