速報 知床沖で沈没した観光船 水中カメラでとらえた船室内の画像を公開 救命胴衣とみられる画像も 
5/4(水) 19:38配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/747b6ad73cd7dfe408a6a81d391e277caca1ed07

船室内の座席 楕円内の黄色いものが救命胴衣とみられる(撮影:北海道警)(北海道放送(株))
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 北海道知床沖で沈没した観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」に乗っていた行方不明者の捜索が続く中、水中カメラが撮影した海底にある船内の画像が初めて公開されました。

 画像は、3日午後5時すぎ、北海道警の水中カメラが、観光船「KAZU Ⅰ」の船室内に入り、撮影したものです。
 深さ115メートルの海底にある「KAZU Ⅰ」については、先月29日に海上自衛隊のカメラが、外部の様子の撮影に成功していますが、内部に入ったのは北海道警の水中カメラが初めてです。
 画像には船室内の、座席のほか、救命胴衣とみられるものも映っていますが、人の姿は確認できません。

船室内から見た窓か(撮影:北海道警)
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 画像は報道公開に先立って、4日午後5時から斜里町で開かれた乗客の家族への説明会で公開されました。家族からは、水中カメラで船内のすべてを見ることはできたのか、という趣旨の質問がありましたが、海上保安庁は「すべてが確認できた状態ではない」と説明したということです。

 観光船「KAZU Ⅰ」には、乗員と乗客合わせて26人が乗っていましたが、このうち14人の死亡が確認され、残る12人は今も行方不明となっています。



5月4日(水)午後7時38分配信