米国防総省高官は4日、記者団に対し、ロシア軍がウクライナ南東部マリウポリに約2000人の兵士を駐留させているとの分析を示した。
マリウポリ制圧には1万人規模の兵士が投入されていたといい、残りの兵士は東部ドンバス地方での戦闘に加わるために北上しているという。

マリウポリに駐留している兵士は引き続きアゾフスターリ製鉄所の包囲などにあたっている。
2000人にはチェチェン人兵士も含まれるという。

北上している部隊は米東部時間4日現在、東部ドネツク州ベリカ・ノボシルカの南部で一時停止しており、
高官は「態勢を整えるためか再編成を検討している可能性がある」と指摘した。

ロシア軍による空爆は3日にウクライナ西部リビウ近郊でもあり、
高官は電力などの重要インフラや物資輸送の大部分を担う鉄道などを狙っていると分析した。

ただし、精度が低く、補給ルートなどへの影響は確認されていないという。
https://mainichi.jp/articles/20220505/k00/00m/030/023000c#:~:text=%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E9%98%B2

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