埼玉県本庄市の住宅床下から柿本歩夢ちゃん(5)の遺体が見つかった事件で、県警は11日、歩夢ちゃんを猫用のケージに閉じ込めたなどとして、母親ら3被告(傷害致死罪などで起訴)を暴行と監禁の疑いで再逮捕した。県警は日常的に暴行を加えていたとみて捜査している。

 再逮捕されたのは、いずれも同市本庄、母親の派遣社員柿本知香(30)、無職丹羽洋樹(34)と内縁の妻で無職石井陽子(54)の3被告。

 発表によると、3人は同居を始めた昨年1月~今年1月、自宅1階で、歩夢ちゃんを雨水をためるタンク(高さ約70センチ、幅約55センチ)に入れ、タンクを倒して叩くなどの暴行を加えたり、猫用のケージ(高さ約1メートル90、幅約1メートル、奥行き約90センチ)の中で約2時間半監禁したりした疑い。県警は3人の認否を明らかにしていない。

 3人は歩夢ちゃんに暴行を加えて死亡させたなどとして、4月に傷害致死罪と死体遺棄罪で起訴されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd2f21106b1be0e7380b4ca5efe849267789c6e0