21、22日に実施した朝日新聞社の全国世論調査で、今夏の参院選をきっかけに日本の政治が大きく変わってほしいかを尋ねた。「大きく変わってほしい」52%が「それほどでもない」44%を上回った。前回参院選前の2019年5月の調査では「大きく変わってほしい」が47%、「それほどでもない」が43%だった。

 また、自民党に対抗する勢力として、いまの野党に期待できるかについて聞くと、「期待できない」80%が、「期待できる」13%を大きく上回った。立憲支持層でも8割が「期待できない」と答えた。

 参院選で与野党の勝敗を左右するのは32ある1人区の行方だ。野党がばらばらに戦った13年(当時は31選挙区)は2勝だったが、統一候補を立てた16年は11勝、19年は10勝した。

調査方法
コンピューターで無作為に電話番号を作成し、固定電話と携帯電話に調査員が電話をかけるRDD方式で、21、22の両日に全国の有権者を対象に調査した。固定は有権者がいると判明した1134世帯から558人(回答率49%)、携帯は有権者につながった2138件のうち874人(同41%)、計1432人の有効回答を得た。

 今回の参院選で野党同士で統…(以下有料版で、残り467文字)

朝日新聞 2022/5/23 5:00
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ5Q663NQ5QUZPS006.html