※日本経済新聞

新型コロナ: 米国の出生数、21年は7年ぶり増加 新型コロナ禍の反動
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN24EDB0U2A520C2000000/

2022年5月25日 4:30

【ニューヨーク=野村優子】米国で出生数が回復してきた。米当局は24日、2021年の出生数が約366万人となり、7年ぶりに増加したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて出生数の減少が続いていたが、経済再開が進む中で歯止めがかかったようだ。

米疾病対策センター(CDC)が管轄する米国立健康統計センター(NCHS)によると、21年の出生数は365万9289人だった。20年比で1%増となり、14年以来の増加となった。1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率も1.66と、統計で遡れる1930年代以降で過去最低を記録した20年(1.64)から回復した。

米国では経済再開も加速するなか、コロナ禍で先送りしていた出産を実現する動きが広がった。21年は女性の年齢層でみると25~49歳と幅広く出生率が上昇し、特に(2000年以降に成人を迎えた)「ミレニアル世代」の伸びが目立つ。白人やヒスパニック系で出生数が伸びた一方、黒人やアジア系は減少するなどの人種格差もみられた。

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