2022年度補正予算案は27日の衆院本会議で、自民、公明両党と国民民主党などの賛成多数で可決され、衆院を通過した。ロシアのウクライナ侵攻などに伴う物価高への「総合緊急対策」の裏付けとなる。参院の審議を経て、31日に成立する見通しだ。

 補正予算案は、一般会計の歳出総額が2兆7009億円で、全額を赤字国債で賄う。既に緊急対策の財源の一部に充てた予備費を補充するため計1兆5200億円を計上。原油高対策として、石油元売り会社への補助金なども盛り込んだ。

時事ドットコム(2022/05/27-17:34)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022052700716&g=pol