ボーイングは、米空軍の攻撃機A-10「サンダーボルトII」の新主翼セットを初納入した。2019年8月に契約したもので、50セット供給する。

 新主翼セットはユタ州のヒル空軍基地へ5月はじめに到着。外翼アセンブリー、中央翼アセンブリー、コントロールサーフェース、胴体結合キットで構成され、新主翼は耐久性や効率性、整備性が向上し、飛行寿命を1万時間に延ばす。ボーイングは韓国航空宇宙産業(KAI)など主翼サプライヤーとともに供給する。

 ボーイングは以前の契約で173機分の強化型主翼を納入。今回は契約から1年以内に工具を復活させ、新主翼セットを製造している。

6/4(土) 13:41配信 Aviation Wire
https://news.yahoo.co.jp/articles/3da61ec357c6a89e29b5b45cfdf77ec877b1b4ed
ボーイングが新主翼を供給する米空軍のA-10(同社サイトから)
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20220604-00000002-awire-000-1-view.jpg