※日本経済新聞

豪中国防相が会談 関係悪化の2020年以降初めて
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM120JJ0S2A610C2000000/

2022年6月12日 16:51

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豪州のマールス副首相兼国防相㊧と中国の魏鳳和国務委員兼国防相(12日、豪国防省提供)

【シンガポール=松本史】オーストラリアのマールス副首相兼国防相は12日、訪問先のシンガポールで中国の魏鳳和国務委員兼国防相と会談した。2020年に豪中関係が悪化して以降、途絶えていた閣僚間の公式会談が再開した。

豪公共放送ABCは、今回の会談が2020年1月以降で最初の高官による会談だと解説し、「2年間にわたる2国間の外交断絶が正式に終わった」と伝えた。

20年4月に豪州のモリソン首相(当時)が新型コロナウイルスの発生源を巡り独立した調査を求めたことに中国は反発し、2国間の関係は急速に悪化した。22年5月の豪総選挙で政権交代を実現したアルバニージー労働党政権のもとで、対話が再開した。

マールス氏と魏鳳和氏はいずれもアジア安全保障会議(シャングリラ会合)に出席するためシンガポールを訪問した。マールス氏は会談後、記者団に対し中国に対して複数の懸念を伝達したと明らかにし、「関係が複雑だからこそ対話が重要だ」と強調した。

マールス氏は、中国側に「豪州にとってルールに基づく秩序の重要性を説明した」と述べた。具体的には「南シナ海での航行の自由や、太平洋島しょ国を軍事拠点化しないこと」などを挙げた。(略)

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