エンタメ 音楽・映像2022/7/17 16:30

世界各国で広く用いられている記録メディア「CD(コンパクトディスク)」。

 1982年の発売から40年が経ち、様々な代替媒体に置き換えられるようになりましたが、依然として登場頻度は少なくありません。

 一方で、「40年」という月日からくる様々な「経年劣化」も発生してきています。その様子を紹介したTwitterユーザー・taraさんの投稿に注目が集まっています。

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「これが噂に聞いていたCDの劣化というものかぁ。
これは実家にあったCDで、西ドイツ製だから1990年よりも前に生産されたCDと思われます。
多数のコレクションが聴けなくなったと父は嘆いていました」
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 3枚の写真とともに、上記のつぶやきをしたtaraさん。病床の父のために、実家にある洋楽CDを探したのが、きっかけだったといいます。

 しかし取り出したCDは、表面の光沢の一部が劣化し、全体に小さな斑点が点在していました。劣化した部分を接写した2枚目では、透明になってしまったCDがくっきり。

https://otakei.otakuma.net/wp/wp-content/uploads/2022/07/Tara_CD1.jpg
https://otakei.otakuma.net/wp/wp-content/uploads/2022/07/Tara_CD2.jpg

 これは中々衝撃的な画像。しかし、投稿者のtaraさんは「『CDが劣化する』とは聞いていましたし、ネットで検索をすれば(劣化)画像がたくさん出てくるので、目新しいものを撮ったという意識もなく、このような反響は正直びっくりです」と語っており、今回のCD劣化よりも反響の大きさの方に驚いていました。

 実はCDの寿命は、10年から30年と言われています。そして、つぶやきにもある通り、taraさんがTwitterに投稿したCDは、1980年代に海外で生産されたもの。つまり、多めに見積もったとしても、既に寿命を迎えてしまっています。

https://otakei.otakuma.net/archives/2022071705.html