安倍晋三元首相(67)が奈良市での参院選の演説中に銃撃されて死亡した事件で、殺人容疑で送検された無職、山上徹也容疑者(41)=鑑定留置中=が、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の幹部殺害を示唆する内容をツイッターに投稿し、3年前にアカウントを凍結されていたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。銃撃事件の直前まで使用していたアカウントとは別のものという。

山上容疑者は令和元年10月から「silent hill 333」というアカウント名でツイッターに投稿。ツイッター社は、事件後の7月19日にこのアカウントを凍結している。

ツイッター社によると、3年前に凍結したのは、このアカウントと同一人物が開設したとみられる別のアカウント。特定の標的に対し殺害や脅迫の意思を示すことなどを禁じる同社の利用ルールに違反していた。

同社はアカウントの投稿内容は「答えられない」としているが、捜査関係者によると、令和元年以前に旧統一教会幹部らの殺害を示唆する内容があった。一方、当時首相だった安倍氏の殺害を示唆する内容は確認できなかったという。

山上容疑者は事件について、母親が信仰し、多額の献金を繰り返したという旧統一教会への恨みが動機だと供述。当初は家庭連合トップの韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の襲撃を画策していたが、安倍氏が昨年9月ごろ、家庭連合の友好団体にビデオメッセージを寄せたことなどをきっかけに、安倍氏に標的を変えたと説明していた。

奈良県警は山上容疑者によるツイッターへの投稿内容をさらに詳しく調べる。

https://www.sankei.com/article/20220801-UUFRI2WYANOYJGRUG6NI5IZCVI/?outputType=amp


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