新型コロナウイルスの「濃厚接触者」と偽って、特別休暇を不正に取得したとして、佐賀県は5日、県土整備部の係長級の男性職員(40歳代)を停職3か月の懲戒処分とした。
 発表によると、職員は1〜2月、家族が新型コロナに感染し、自身が濃厚接触者になったとして計3回、特別休暇を申請。不審に思った上司が証明書を求めたところ、提出された県内の病院名の入った書類は押印がなく、家族は感染しておらず偽造書類と発覚した。
 県は申請のあった特別休暇計18日間のうち、土日を除く14日間を不当欠勤と判断した。聞き取り調査に、職員は「精神的にきつくなり、休みを取るためだった」と説明したという。

読売新聞
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