※8/26(金) 9:06 荒川和久

かつて1割しかいなかった一人っ子
みなさんには兄弟姉妹は何人いるだろうか?

現在40代以上の世代はほぼ2人以上の兄弟姉妹で育ったことだろうと思われる。事実、1970年代から2002年ごろまでは、日本における一人っ子の割合は少なく、1割程度で推移していた。つまり、9割の子どもには兄弟姉妹がいたことになる。

かつて夫婦と子ども2人の4人家族が「標準世帯」と呼ばれた時代があった。1970年代は世帯類型別ではこの「夫婦と子」世帯が圧倒的に多く、全体の45%を占めていた。しかし、もはや世帯類型別では2020年国勢調査においては25%までその比率を減らしている。かわって1位になったのは一人暮らしの単身世帯で、その割合はほぼ4割に到達しようとしている。

社人研の出生動向基本調査の2015年までのデータを見ると、2005年以降徐々に「一人っ子」は増えており、2015年には20%に到達している(一人以上の子を出産した母親の子ども数による割合で無子割合は除いている)。

傾向からいえば、2人以上産む母親の割合はほぼ40年間通じて50%以上で変わってはいないが、一人っ子が増えた分は、3人以上の兄弟姉妹世帯が減った分といえる。

これは49歳までの実績であり、もちろん50歳以上でさらに出産するケースもあるとは思うが、合計特殊出生率の対象年齢が49歳までなのでそちらに準じている。

出生動向基本調査の最新のデータは2021年に調査実施しており、来年には公開される予定なので、この一人っ子の割合がどれくらい増えているかというのには注目したい。

一人っ子が増えた要因

続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20220826-00311937
※前スレ
「貧乏子沢山」どころか「裕福じゃなければ産めない」経済的少子化と「裕福でも産まない」選択的少子化 [ぐれ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1661576949/

★1 2022/08/27(土) 14:09:09.22