北海道旭川市で昨年3月に凍死した状態で見つかった中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=がいじめを受けていた問題で、市の第三者委員会がまとめた最終報告書案で、いじめは自殺の背景に影響した複数の要因の一つだった可能性があると指摘したことが2日、関係者への取材で分かった。

一方、他にも要因があり「割合は不明」とも記述。最大の焦点となっている、いじめと自殺との直接的な因果関係の有無は示さなかった。遺族側は内容に不信感を募らせており、市に再調査を求める方針。

関係者によると、報告書案では広瀬さんが「抑うつ状態」だったことが自殺の背景にあったと指摘した。

共同通信
2022/09/02 18:49 (JST)
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