>>784
秀吉は草創期からの家臣だった神子田や尾藤を惨殺した
それは信長や家康が自身の権力を守るために行ったライバルの殺害とは違い
既に領地を奪っていた彼らに対してする必要がなかった処置

家康が譜代を遠ざけたとか謹慎させたというレベルではない
そして秀吉は子飼いではない外様に対してはそこまでのことはやっていない
相手を選んで、その嗜虐性が発揮されたということ

秀次事件ももちろんだけど、こういう
「感情の赴くままやりたいようにやり過ぎた」部分が
後の加藤や福島の離反を招いたと考えていいと思う
身内からも信用されていなかった

姫狩りについては、自身の出自への負い目に対してなら
自分の親戚の若い連中に宛がって縁戚強化すれば良かったのに
50の爺さんが自分のために差し出させたんだから言い訳は出来ない
前田利家にしたって、うら若い摩阿姫を老境に入った秀吉のところに
行かせたくなかっただろうし
それが後の家康への臣従に繋がった面もあると思う