2022/10/14 19:10

 環境省は、生態系に悪影響をおよぼすアカミミガメ(ミドリガメ)、アメリカザリガニを来年6月、ペットとしての飼育を認めつつ、野外への放流などを規制する「条件付特定外来生物」に指定することを決めた。同省が14日、一般への意見公募を始めた。

 国内では、ミドリガメは160万匹、アメリカザリガニは540万匹飼育されていると推定されている。これまでと同様に特定外来生物に指定すると、
野外への放流や販売、飼育が一律禁止されるため、許認可の手続きを避けたい飼い主が指定前に一斉に野外へ放流し、かえって状況が悪化するおそれがあった。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20221014-OYT1T50287/