2022年10月31日(月) 08:51
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 札幌市白石区で自宅に黒色(こくしょく)火薬を所持していたとして、30日、29歳の男が逮捕されました。

 火薬類取締法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区本郷通12丁目南の会社員・諏訪博宣(すわ・ひろのぶ)容疑者29歳です。
 諏訪容疑者は、29日夜、法律上所持が認められていない黒色火薬を、自宅に保管していた疑いがもたれています。

 北海道警によりますと、29日午後1時半ごろ、道外の警察官が別の事件の捜査でマンション1階の諏訪容疑者の自宅に立ち入った際に爆薬のようなものを発見し、北海道警に通報。北海道警は爆発物処理班を出動させ、午後5時半ごろ、撤去しました。

 その間、諏訪容疑者のマンションから半径約60メートルの範囲内にいた50世帯ほどの住民が、一時避難しました。

北海道警によりますと、30日夕方、爆薬のようなものは、多くが黒色火薬であることがわかり、諏訪容疑者は逮捕されました。

 諏訪容疑者は、調べに対し「火薬を作りたかった」と容疑を認めているということです。
 黒色火薬はあわせて数キロもあり、諏訪容疑者の部屋からは、さらに別の爆薬も押収されたということです。
 火薬をつくる道具や材料も発見されたことから、警察は諏訪容疑者が自宅で火薬を作っていたとみて調べています。