※2022/11/19 11:02
読売新聞

米テキサス州の液化天然ガス(LNG)輸出拠点「フリーポート」の運営会社は18日、火災発生後の生産再開が12月中旬にずれこむ見通しだと発表した。フリーポートは米国最大級のLNG輸出拠点で日本企業も調達しており、国内のLNG価格上昇につながる恐れもある。

 フリーポートでは6月、LNGを移送するパイプが破裂し、漏れたガスが引火したことで火災が発生。当初は3週間程度での復旧が想定されていたが、安全確認などに時間がかかり、復旧が遅れている。全面再開は来年3月になるという。

 フリーポートからは東京電力と中部電力が折半出資するJERA、大阪ガスがLNGを調達している。ロシアのウクライナ侵略後の資源価格高騰などにより、国内の電気料金は大幅に値上がりしている。復旧が長引くことでLNG価格が上がれば、家計の負担がさらに増える可能性もある。

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