英国防省は23日、ロシアがウクライナ攻撃に使うイラン製のドローン(無人機)をほぼ使い切ったとみられるとする分析を公表した。

 ロシアは9月以降、数百機のドローンをウクライナに対する攻撃に使ったと指摘。ウクライナ軍の拠点や電力網のほか、最近では医療施設も標的にしているとし、ミサイルの不足を補うためにドローンを使っている、と英国防省は分析した。その上で今月17日ごろから、自爆型のドローンによる攻撃が報告されておらず、保有していたドローンをほぼ使い切ったとしている。

 英国防省は一方、ロシアが追加供給を模索しているとも指摘。自国でミサイルを製造するよりも早く外国からドローンを調達する可能性があるとしている。

朝日新聞 2022年11月23日 18時45分
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