大阪府知事・大阪市長・堺市長が同日に? 模索される「トリプル選挙」の裏に見え隠れする“維新”の思惑 自民が反対できない理由とは【大阪発】

関西テレビ

2022年12月4日 日曜 午前11:00

 2023年4月に行われる統一地方選挙。大阪府知事選、大阪市長選の実施が決まっているが、同じ日に堺市長選挙も実施される、“トリプル選”の可能性が出てきた。
 トリプル選になれば、費用節減や投票率のアップが期待できる一方、人員確保や開票スピードへの懸念が指摘されている。

 ただ、この裏には各党の思惑も見え隠れしてきた。




■堺市長選 元々は6月の予定も…

大阪・堺市民:
手間が省けるので、一度で済むのはすごいラッキー
よろしいやん。経費があんまりかからん方がいいん違うかな
別々がいいですね。ごちゃごちゃとなってしまって…流されてしまいそうな気がする
 大阪の堺市民が関心を寄せているのは、来年2023年の堺市長選挙。
 現在の永藤英機・堺市長の任期は2023年6月8日までで、元々は4月の統一地方選挙とは重ならないはずだった。

 しかし、11月11日の国会で地方選挙を同時に行う「統一地方選臨時特例法」が成立したため、2023年の堺市長選挙は、堺市の“選挙管理委員会が認めれば”、4月に実施できることになった。
 これにより、大阪では「府知事」と、「大阪市長」、そして「堺市長」の3つを同時に決める、トリプル選の可能性が出てきた。





■4つの選挙が同日実施なら、1億1000万円の経費削減に
 https://www.fnn.jp/articles/-/452034