FNNプライムオンライン 1/2(月) 11:52

自由気ままな子どもたちに、いつも親はハラハラドキドキ、時にもやもや。
「笑った!困った!」…でもウチの子はどうしてこんなことするんだろう。その行動の裏には、知られざる“子どものココロ”が隠されているはず。

お正月をおじいちゃん・おばあちゃんの家で過ごす、小木(こぎ)さん一家のココロちゃんとマナブくんきょうだい。
楽しみなお年玉をもらったけれど、今年は一味違う?

サッと使えてサッとチャージもできる「キャッシュレス決済」。
子どもたちにとって、お正月の楽しみのひとつの「お年玉」にも、現金ではなくスマホ決済アプリを使って電子マネーを送金したり、お金をチャージしたICカードを渡したりと、「キャッシュレスなお年玉」が登場しているけれど…

使い方が簡単だと、うっかり無駄遣いをしてしまわないか?お金の大事さを知ってほしいけれど、どうやって教えよう?など、パパママの悩みも増えているはず。

子どもと“キャッシュレスお年玉”の付き合い方について、育児に役立つ“子育て心理学”を発信している公認心理師・佐藤めぐみさんにお話を聞いた。

「お小遣い帳をつける」などアナログな方法も効果的
――「キャッシュレスお年玉」、メリットとデメリットはどんなことがありそう?

大人からすれば、キャッシュレス化は現金を持たずに済むし、支払いも楽で便利だしとメリットが多いですが、一方で子どものお年玉となると、それがそのままデメリットに感じる人も多いのではないでしょうか。まるで持っていないかのような身軽さが魅力の電子マネーですが、子どもにお年玉を渡すときには、「お金のありがたみを実感してほしい」と重み重視になるものですよね。

たしかに、手にしたときに実感が湧きやすいのは現金でのお年玉だと思います。小さい子であれば、お年玉袋の中をちらっとのぞいていっぱい入っている風であればニンマリ、逆にある程度成長すると、外から触って薄ければ「やった!」と。このように、手に触れることでリアクションする様はお年玉のあるあるです。
また、使う際も、目に見える形でお金が減った方が子どもにとってはわかりやすいと思います。電子マネーだと表示が読めなければ、減っているのかどうかもわかりにくいもの。これは小さい子ほど顕著でしょう。

ですので、日ごろの生活には便利なキャッシュレス化ですが、子どものお年玉に関して言えば、あまりメリットはないのかもしれません(と言ってもデメリットが多いというわけでもありませんが……)。時代に適応しているという点、あとは親が子どもがいくら使ったが分かりやすいという点あたりがメリットと言えそうです。

※続きはリンク先で
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/1fa4079f821ae23cee5fbf48691b3011fd35b984&preview=auto