米アップルの株式時価総額が3日、2兆ドル(約260兆円)の大台を割り込んだ。昨年1月に世界の上場企業で初めて3兆ドルを超えたが、1年間で1兆ドル減少した。景気悪化などを背景にアップル製品の需要鈍化懸念が強まった。

3日の終値は前営業日の2022年12月30日と比べて約4%安の125・07ドル。米メディアによると時価総額は約1兆9900億ドルとなった。

中国での新型コロナウイルスの感染拡大でiPhone(アイフォーン)などの生産に影響が出るとの見方から、このところ株価が下落。景気減速による需要減も意識され、売りが進んだ。(共同)

産経ニュース
2023/1/4 14:49
https://www.sankei.com/article/20230104-H7MURHXO7RKZBCRUO2MH5UZDPU/