まいどなニュース 2023.01.13(Fri)
https://maidonanews.jp/article/14812933

ご飯のお供として愛されてきた梅干しの消費量が激減している。

総務省の家庭調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費量は2002年の1053グラムがピークとなり、21年には658グラムとなり約4割減。
スーパーで大きめのパックを500グラムとすれば、658グラムはその少し多めのイメージだ。
梅干し業界は売り上げ減が続いており、ある業者は「梅干しの倉庫がパンクしていて、多くの商品が行き場のない状況です」と苦境を訴える。

(略)

⬛若者で「強い酸味が苦手」の声も

健康食品として、高齢者の中に根強いファンがいる梅干し。一方で、若い世代になるほど梅干し離れが進んでいるのも事実だ。
総務省の統計で、年齢層別に全国の梅干しの消費量をみると、若い世代は年々減少。2021年は29歳以下が303グラムだったのに対し、70歳以上が約2.8倍の834グラム。30代は387グラム、40代は436グラム、50代は617グラム、60代は755グラムだった。

ではなぜ、梅干し離れが進むのか。食の選択肢の多様化、朝ごはんにパンを選ぶ人が多くなったこと、家族構成の変化…。
いろんな要因が推測される一方で、強い酸味が苦手な若者もいるという。

業界では若者の心をつかむため、はちみつや、オリーブオイル、トマトエキス、キムチなどを入れた梅干しも販売し、打開策を模索している。


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