2022年1月15日に新型コロナウイルスの感染者が国内で確認されて3年が経過した。4年目を迎えても国内のコロナ感染者や死者は増え続けている。1日当たりの死者数が500人を超える日もある。犠牲者の大半は高齢者で、特に持病がある高齢者にとって新型コロナはまだ怖い存在だ。統計に上がってくる第8波の新規感染者数は昨夏の第7波を下回っているが、死者数の多さから実際の新規感染者数は第7波を超えているとみられている。今年に入り死者は累計で6万人を超え、感染者も3000万人を超えた。累計感染者数は人口比で4分の1近くになる計算だ。

 一方、政府は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、季節性インフルエンザと同等の「5類」への引き下げを検討している。だが専門家や医療現場からは現在の医療体制のままでの対策の大転換には否定的な声が多い。第8波は直近ではピークを超えつつある兆候も見られるが予断は許さない。インフルエンザとの同時流行の傾向も見られる中で、コロナ禍収束の見通しは依然立たないままだ。

1カ月余りで死者1万人増

全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/539630c87fc8fa4ff602e804d062562a2fe6ef50