4月から「マスク不要」で大丈夫なのか、識者の見解は?


春からマスクは不要となるのか──。

この春にも、現在の「2類相当」から、季節性インフルエンザ並みの「5類」に引き下げ、それに合わせて、屋内でのマスク着用も原則不要とする方針。

政府は昨年5月「基本的対処方針」を改定し、屋外は会話をしなければ原則不要とする一方、屋内は距離が確保でき会話をほとんどしない場合を除き、着用を推奨している。
しかし、この3年間でマスク着用は定着している。しかも、足元で新型コロナ「第8波」が猛威をふるい、1日の死者数も過去最悪を更新している。

はたしてマスク不要は進むのか。そもそもマスク不要は科学的なのか。医療ガバナンス研究所の上昌広理事長はこう言う。

「臨床試験では、マスク着用による感染予防の効果は、20~30%程度です。
感染経路はエアロゾル感染がほとんどなので、マスクの効果は限定的なのが実態です。

マスク着用は、高齢者のコミュニケーションを阻害するというデメリットもあります。
感染予防を考えたら、マスク着用よりも、換気を徹底する方が合理的です」


一方、昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)はこう言う。

「恐らく一気に5類に引き下げるのではなく、段階的に引き下げられるはずです。マスク着用に一定の効果があるのは間違いない。
いまマスク不要について議論するのは、間違ったメッセージを発することになり、時期尚早だと思う」

マスク着用に対しては賛否が分かれているだけに、このまま春先から“マスク不要”がスタートしたら、学校や職場などで混乱が起きておかしくない。

「そもそも、この3年間、法的根拠もなくマスク着用を推奨してきたことが間違いだったのです。
マスク着用を勧めるなら、政府の責任として感染症法で定めるべきだったのに、厚労省の行政指導で済ませてきた。それもこれも、役人が責任を追及されないためでしょう」(上昌広氏=前出)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/317456


屋内もマスク不要案浮上 コロナ「5類」移行で 政府 ★5
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★1 19日14時9分クロケット
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