共産党が、記者会見で党首公選制導入などを訴えた現役党員の松竹伸幸氏に猛反発している。機関紙『しんぶん赤旗』は「党規約に違反する」と反論。現実的な安全保障政策への転換を求めたことについても、党が掲げる「日米安全保障条約廃棄」「自衛隊解消」に反すると退けた。志位和夫委員長は赤旗に同調する考えを記者団に示したが、独特な価値観が共産離れを招く可能性がある。

「あの論説に尽きている。赤旗にお任せし、書いていただいた」。志位氏は23日、松竹氏の提案を「規約と綱領からの逸脱は明らか」と断じた赤旗を高く評価した。党首としての具体的な見解は口にせず、「論説に尽きている」と繰り返した。松竹氏の処分に関しては明言を避けた。

赤旗は21日付の編集局次長名の記事で、「党の内部問題は、党内で解決するという党の規約を踏み破るものだ」「(党首公選制は組織原則である『民主集中制』と)相いれない」などと松竹氏を批判した。

また、松竹氏が日本の防衛戦略の姿勢である「専守防衛」を党の基本政策に位置付けるよう主張していると指摘した上で、「自衛隊合憲論を党の『基本政策』に位置づけよという要求に他ならない」と強調した。

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1/24(火) 18:48
産経新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/279b21836f98c3085df3a3b4ce6750980ec52fca