ウクライナのゼレンスキー大統領がアメリカに求めているF16戦闘機について、バイデン大統領は改めて供与しない考えを示した。

 バイデン大統領は30日、記者団に対し、現時点でアメリカのF16戦闘機をウクライナに供与する予定はないと明言した。

 ウクライナ東部では激しい攻防が続いていて、ゼレンスキー大統領がF16戦闘機や長距離ミサイル「ATACMS」の供与を求めている。

 これに対しアメリカ政府は、ロシア国内への攻撃に繋がりかねないとして慎重な姿勢を崩していない。

 一方、政治専門メディア・ポリティコによると、アメリカ軍の内部では国防総省に対してF16戦闘機の供与を承認するよう求める声が高まりつつあるという。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf4c40f6d7e3eb286121d1b1c97dfbca67197693