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 急速に普及しつつあるコオロギ食を巡る議論が過熱している。学校給食に提供されて話題になり、養殖しやすく、たんぱく源になるなどの利点があるが、一方で、ネット上には「#コオロギ食に反対します」「#昆虫食に反対します」のハッシュタグが立つ。その見た目に抵抗感を持ち、口に入れることを不安視する声が収まらない。NPO法人食用昆虫科学研究会の吉田誠理事にコオロギ食についての気になる疑問を聞いた。

 日本で食用とされているコオロギは、ヨーロッパイエコオロギ、フタホシコオロギという種類だ。フタホシコオロギは琉球列島に野生で見られるが、それ以外の地域では両種とも野生では見られず、本州でよく見られるエンマコオロギなどとは別の種類となる。欧州で食用に用いられているのも同じヨーロッパイエコオロギ及びフタホシコオロギで、素揚げやピザ、スープの具のほか、粉末パウダーに加工すればパンやコロッケ、菓子にまぜることができ、幅広い用途での利用が期待されている。

 吉田氏はコオロギ食のメリットについて、養殖しやすい点を挙げる。

「コオロギは大量に高密度での養殖が可能で、かつ温かい室温下であれば、1年中養殖できます。このことからはちゅう類などのペットフードとして用いられており、すでに養殖技術が確立していることから、生産しやすいメリットがあります。また、養殖の餌も穀物主体(タイではニワトリの餌を流用)で手に入りやすい。他の家畜との比較では、飼育スペースが小さくて済むこと、養殖サイクルが短いこと、が利点として挙げられます。このことから、タイでは農家の所得向上策として食用のコオロギ養殖が取り入れられています」

 味については「食用昆虫には多様な味や香りの昆虫がおり、タガメのようなフルーティーな香りの昆虫やサゴムシのような脂が乗ってジューシーな昆虫などがいます。一方、コオロギは無難な味で、目立ったおいしさやまずさがないので取り扱いやすい種類と思っています。揚げるとサクサク感があり、スナックとして良いです。コオロギはえぐ味や苦味があまりなく食べやすい反面、うま味や香りなどの特徴が薄めです」と続けた。

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