https://news.yahoo.co.jp/articles/6a269e700919b6eb5a5b7867255d80ef8725d849

 2月20日、「コオロギ」がTwitterでトレンド入り。河野太郎・デジタル大臣が19日、徳島市内で、ベンチャー企業が養殖したコオロギを試食したことが報道されたことの影響のようだ。SNSには、

《食用コオロギ食べたことあるけど意外にいけるよww》

《コオロギを食べるのにみんな生理的嫌悪感で沢山言ってるけど、カニもエビも冷静に見たら外見似てるし、何が違うの…?と思ってる》

 という意見もあるが、圧倒的に多いのはネガティブな意見だ。

《百歩譲ってイナゴはまだしもコオロギは無理》

《コオロギは食べるなんて嫌。生理的嫌悪感で耐えられない》

 そうした意見のなかで、目立っているのが

《内閣府・食品安全委員会はコオロギ食の危険性を指摘》

《内閣府の食品安全委員会も昆虫食はアレルギー源性になると提言している》

 というものだ。

 食品安全委員会は、2018年9月、EFSA(欧州食品安全機関)が公表した「食品としてのコオロギのリスクプロファイル」の文書を紹介しており、そこでは「懸念」として

(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。

 との記載がある。前出のツイートは、これをもとにしたものだ。はたして、これをどのように解釈すればいいのだろうか。

「『内閣府食品安全委員会が、コオロギ食を危険だとして警鐘を鳴らしている』というのはデマです」と言うのは、科学ジャーナリストで、食品安全委員会のメンバーでもある松永和紀氏だ。

「まず、日本の内閣府は、昆虫食の安全性についての何の見解も示していません。内閣府食品安全委員会は、国民の健康保護のための、リスク評価とリスクコミュニケーションが業務。

 国際機関、各国政府機関などの発表した食品安全に関する情報を収集分析し、日本語の要旨をHPなどで公開しています。問題とされた文書は、EFSAの文書を紹介しているだけで、食品安全委員会の見解というわけではないのです」

 そして、個人的な見解として、「根拠とされたEFSAの文書が、正しく理解されていないと思う」と松永氏は続ける。

「あの文書は、その時点での懸念を示したものであり、指摘された内容は、一般の食品についてリスクとして語られるものと、ほぼ同様です。

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