※3/8(水) 6:00配信
朝日新聞デジタル

 ネアンデルタール人が、おいしいカニを焼いて食べていたことや、力を合わせて巨大なゾウを倒していたことなどが、最近の研究で分かってきた。

 私たちホモ・サピエンスとは別の人類で、約3万~4万年前に絶滅したとされる、この「親類」たちは、のろまで劣った原始人という従来のイメージを覆し、高度な社会性や知性を備えていたとする見方も強まっている。

 ドイツとオランダの研究チームは今年2月、ドイツ中東部の12万5千年前のノイマルク・ノルド遺跡から見つかった動物の骨や石器などの分析から、ネアンデルタール人が古代ゾウを解体した跡を発見したと米科学誌サイエンス・アドバンシズ(https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.add8186)に発表した。

 ネアンデルタール人による動物の狩猟跡と見られる遺跡はこれまでも見つかっていたが、人の背丈の2倍以上ある巨大ゾウを獲物にしていたことがわかったのは初めてだ。

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