電池大手のマクセルは産業機械向けに大容量の全固体電池を世界で初めて量産する。耐用年数が10年程度と長く熱にも強い。まず今夏に工場のロボット用に生産を始める。全固体は国内勢が開発で先行し、現在のリチウムイオン電池に替わって電気自動車(EV)向けなど次世代電池の主流になるとみられている。本格的な商用化に向けて市場が立ち上がってきた。

全固体電池はリチウムイオン電池の液体電解質を固体に置き換えたものだ...(以下有料版で,残り583文字)

日本経済新聞 2023年3月19日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1090V0Q3A310C2000000/