※3/26(日) 16:38配信
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自らの意に沿わないロシアによるドンバス併合式典についてSNSで批判したりしただけで、治安当局に訴追されたロシアの女子大生がいることは以前紹介した。彼女の名はオレシャ・クリブツォワさん(20)。足にはGPSがつけられ自宅軟禁されていたが、実は数日前、ロシア脱出に成功していた。どこにいるのか、どのように当局の目をかいくぐったのか、いまどのような心境なのかを聞いた。

■「私が脱出した方法を彼らはまだ分かっていない」

オレシャ・クリブツォワさん(20)
「今はリトアニアにいます。ちなみに今日(3月20日)から私はロシアで指名手配になりました」

ロシアにいた時とはうってかわって時折笑顔を見せながらインタビューに応じてくれたオレシャさん。自宅軟禁されたのは2023年1月。きっかけはクリミア橋爆破の映像に『ウクライナ人は喜んでいるか』というコメントを付けて、SNSに投稿したこと。

またその後もドンバス地方の併合を支持するイベントに強制的に参加させられた学生の写真に『最低』という文字を書き込んだことでロシア軍を侮辱したり、ウソの情報を拡散したりしたとして訴追されました。その後は、インターネットも禁止された上、足にはGPSのようなものを付けられ、行動できる範囲は裁判所と自宅だけでした。

オレシャさんがロシアを脱出したのは3月11日。リトアニアに入ったのは16日でした。一体この間何があったのか、どのような方法でロシアを出国することができたのでしょうか。

オレシャ・クリブツォワさん(20)
「支援を必要とする他の人もこの脱出ルートが使えるようにするため残念ながら詳細を明らかにすることができません。ロシア当局の不手際でもありますが私が脱出した方法を彼らは未だに分かっていないと思います」

■「当局が家に来たのは翌日」“GPS”をどうかいくぐったのか

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