岸田文雄首相は15日午後、和歌山市のJR和歌山駅前で、衆院和歌山1区補欠選挙応援のため街頭演説した。同日午前に同市の雑賀崎漁港で爆発物が投げ込まれた事件に触れ、「詳細は警察で調べていただいているが、多くの皆さん方にご心配、ご迷惑をおかけしたことをおわびする。しかし、私たちの国にとって大切な選挙は最後までやり通さなければならない」と述べた。

 首相は同日、雑賀崎漁港で1回目の演説を予定していたが、午前11時25分ごろに発煙筒のようなものが投げ込まれ、爆発したため同所での演説を中止していた。【李舜】

https://mainichi.jp/articles/20230415/k00/00m/010/072000c