日本経済新聞2023年4月24日 17:30
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2467G0U3A420C2000000/

公明党は24日、統一地方選の前半戦と後半戦あわせて公明党から公認を受けた候補者12人が落選したと明かした。現在の公明党が1998年に結成してから統一地方選で過去最多となった。23日投票の東京都の特別区議選で8人が当選しなかった。

山口那津男代表は24日の記者会見で、原因について「日本維新の会の新人候補が積極的に立候補し大量に得票した」と話した。「既存勢力が割を食った。公明党もあおりを受けて得票が届かない候補が出てしまった」と分析した。

公明党は統一地方選で公認候補の「全員当選」を掲げてきた。山口氏は代表としての責任について「私自身の力の及ばなかったことを厳しく自分自身に問いかけなければならない」と語った。