【サンパウロ時事】南米ペルー中部ワンカヨにある靴の販売店で、大型の箱に入った多数の靴が盗まれる事件があった。盗まれた靴はいずれも右足用ばかり220個で、警察が犯人の行方を追っている。地元紙「ペルー21」などが3日報じた。
 報道によれば、3人組が鍵を壊して店に侵入。靴が入っていた大型の箱三つを盗み、車両に載せて逃走した。店に来た店主が箱がなくなったことに気づいて通報した。盗まれた靴は5万ソル(約180万円)相当で、イベントで販売する予定だったという。
 同紙は「(犯人らは)右足用の靴だけを持ち去ったことに気づかなかった」と指摘。「片方がないままでは売れない」と伝えている。地元警察の幹部は、防犯カメラの映像を分析して「犯人らの居場所を突き止める」と強調した。 
[時事通信社]
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