東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事に計2800万円の賄賂を渡したとして、贈賄罪に問われた横浜市の紳士服大手「AOKIホールディングス(HD)」前会長の青木拡憲(ひろのり)被告(84)を懲役2年6月、執行猶予4年とした東京地裁判決(4月21日)が9日、確定した。

 検察、弁護側双方が期限の8日までに控訴しなかった。贈賄側と収賄側で計15人が起訴された一連の事件で判決の確定は初めて。

 ともに贈賄罪に問われた、前会長の弟で前副会長の青木宝久(たかひさ)被告(77)を懲役1年6月、執行猶予3年▽元専務執行役員の上田雄久(かつひさ)被告(41)を懲役1年、執行猶予3年――とした判決もそれぞれ確定した。

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https://mainichi.jp/articles/20230508/k00/00m/040/236000c