ソニーは2023年5月11日、ミドルレンジスマートフォン「Xperia 10 V(エクスペリア・テン・マークファイブ)」を発表した。
コンセプトや外見などは、前モデル「Xperia 10 IV」を踏まえつつ、ボディの大型化と軽量化を両立している。強化されたカメラなど詳細を速報でお届けする。

0.1インチの大画面化と2gの軽量化を両立 「Xperia」シリーズのミドルレンジモデル「Xperia 10 V」は、
外見の印象を見る限り前モデル「Xperia 10 IV」とほとんど変わらない。
ただし、ディスプレイが6.0インチから6.1インチに大型化されたことを受けて、
ボディの横幅が1mm、高さが2mmそれぞれ大きくなり、サイズは約68(幅)×155(高さ)×8.3(厚さ)mmになった。いっぽうで、重量については2g軽い159gに抑えられている。

ディスプレイは大型化しているが、解像度は前モデルと同じ2560×1080のフルHD+表示だ。ピーク輝度が1.5倍向上しているが、リフレッシュレートとタッチサンプリングレートは60Hzに据え置かれている。

サウンド性能では、ヘッドホン端子に加えて、ステレオスピーカーを新搭載。スピーカーの位置も「Xperia 1」シリーズと同様に、ディスプレイ側に対称で配置されており、スピーカーホールを手でふさぎにくく、定位感にもすぐれたこだわりの配置となっている。なお、音圧も前モデル「Xperia 10 IV」と比較して20%向上している。

搭載されるSoCは、前モデル「Xperia 10 IV」と同じ「Snapdragon 695 5G」。6GBのメモリーと128GBのストレージも変わっていない。そのため、基本性能については前モデルと同じと考えてよい。なお、バッテリー容量も5000mAhから変わっていないが、連続動画再生時間が約20時間から34時間に大幅に向上しており、魅力だったバッテリー持ちはさらに向上している

広角カメラに光学式手ブレ補正機構を搭載 カメラの性能を見てみよう。
メインカメラは約800万画素の超広角カメラ、有効画素数約4800万画素(記録画素数約1200万画素)の広角カメラ(標準カメラ)、約800万画素の望遠カメラという組み合わせだ。注目は標準カメラで、光学式手ブレ補正機構を新たに搭載したうえに、センサーのサイズ自体も従来の1/2.8インチから1/2.0インチに大型化しており、暗所性能が約60%向上している。

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2023年5月11日

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