東京都は4月1日時点の推計人口が、前月比3万5524人増の1406万3564人になったと発表した。前年同時期と比べても6万8095人増えた。

都によると、前月と比べ23区全てで人口が増加し、大田区は3879人増、世田谷、板橋、杉並などの区でも2千人以上増えた。23区全体では3万1965人の増加となった。

出生や死亡による増減ではマイナスとなる区が大半だったが、転入や転出による増減でプラスとなり、23区全体として増加した。

前年同時期と比べ、最も増加幅が大きかったのは江東区で8220人増。豊島、新宿、墨田などの区でも5千人以上増えた。

一方、西多摩地域や島嶼(とうしょ)部では前月からの減少が目立った。都内全体では男性が689万7309人、女性が716万6255人だった。

推計人口は令和2年10月1日現在の国勢調査人口(確報値)を基準に、毎月の住民基本台帳人口の増減を加味して算出している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c539c80885aaafef036f7bc7e7cd2fd5ffeb2c7