富山県では、高齢者が行方不明になり遺体で見つかるケースが後を絶ちません。
総計で1万2000キロもの用水路が県内にあり、徘徊した末に落ちて亡くなってしまうケースも後を絶ちません。
それは決して他人ごとではありません。いつか自分の両親も…さらに
いつか自分も…と心配する人たちも多いと思います。
“徘徊”の現場をとらえた映像には「トイレに行くのも忘れて」5分に1度“徘徊”
する高齢者もいました。どうしたら命を救えるのか、その対策を取材しました。

富山市の総合高齢者施設・新庄ヒルズ。過去に3回、入居していた高齢者が
行方不明になりました。あるケースでは窓が力づくで外されていました。

新庄ヒルズの職員:「力づくでとられたんだと思います。台を使ってここから(外に)行くんでしょうね。こんなのは取ろうと思えば取れますからね」
記者:「70代女性がここから出れるんですか?」
職員:「何か台を持ってこられて出ようとしたら出られますよね。裸足で逃げられました」

施設内の防犯カメラの映像。そこには部屋から出て徘徊する高齢者の姿をとらえていました。
いったん部屋に戻ったと思ったら、すぐにまた徘徊します。

職員:「この方も認知症の方で、どうしても居室の中で落ち着かれないというか。やっぱり外に出て行きたがられるというかそういうタイプの人ですよね」

続きはチューリップテレビ
2023/05/25
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tut/505757?page=2