サラブレッドたちの生涯一度の夢舞台−。28日に開かれる競馬のGⅠレース「第90回東京優駿(日本ダービー)」。
熱戦の舞台となる東京競馬場(府中市)は今年で開設90周年を迎える。
「おじさんの娯楽」のイメージはもはや昔の話で、競馬場は女性や家族連れも
楽しめる人気スポットになっている。「競馬の祭典」とも呼ばれる日本ダービーを前に施設を訪ねた。

松任谷由実さんの「中央フリーウェイ」の歌詞でもおなじみの東京競馬場。
JR府中本町駅や京王線府中競馬正門前駅から
歩行者デッキでつながり、観客の多くは電車で訪れるという。

正門をくぐると目に飛び込んでくるのが観客席がある建物「フジビュースタンド」。
全長約三百八十メートル、高さ五十二メートル。
地上九階、地下一階の世界最大級を誇るスタンドだ。
指定席は五、六階にあり、手に汗握る最後の直線の攻防を目の当たりにできる。
その名の通り、晴れた日には富士山が見える。

続きは東京新聞
2023/05/26 7:10
https://www.tokyo-np.co.jp/article/252451