※6/21(水) 12:54配信
BBC News

大西洋で沈没した豪華客船「タイタニック」の残骸を海底で見学する潜水艇が行方不明になり、捜索が続く中、船内で生命を維持できるとされる時間が20日、残り約30時間となった。どんな人たちが乗っているのか。

アメリカとカナダの当局は、現地時間20日夜(日本時間21日午前)も、米マサチューセッツ州ボストンを拠点に、大規模な捜索活動を続けている。対象の海域はコネチカット州よりも広いとされる。

米沿岸警備隊は、小型潜水艇「タイタン」に備えられている酸素は、残りが約30時間分だとしている。

タイタンには、次の5人が乗っていることが分かっている。

■ヘイミッシュ・ハーディングさん

58歳のイギリス人冒険家。ドバイを拠点とするプライベートジェット販売代理店「アクション・アビエーション」を経営し、いくつかの探検で偉業を成し遂げた。

南極を何度も訪れ、昨年は米宇宙開発企業「ブルー・オリジン」の有人飛行で宇宙へ飛び立った。マリアナ海溝最深部の潜水時間の最長記録など、ギネス世界記録を3件保持している。

昨夏の雑誌記事によると、香港で育ち、英ケンブリッジ大学在学中の1980年代半ばにパイロットの資格を取得した。銀行業務のソフトウェアで財を成した後、航空機会社を立ち上げた。

タイタニック見学の潜水は昨年6月に予定していたが、潜水艇の損傷で延期されたという。

探検を望む気持ちについて問われると、「すべてが計算されたリスクであり、それは出発前によく理解されているというのが私の考えだ」と話していた。

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