※7/11(火) 10:25配信
CNN.co.jp

(CNN) 治療と偽って若い選手に性的虐待をした罪で有罪となった米国体操連盟(USAG)の元医師、ラリー・ナサール受刑者が収容先のフロリダ州の連邦刑務所で暴行を受けたことが分かった。事情に詳しい情報筋2人が明らかにした。

地元の看守でつくる組合のトップはCNNの取材に、ナサール受刑者は首を2回、背中を2回、胸部を6回の計10回刺されたと説明。現場にいた看守がナサール受刑者の命を救ったと明らかにした。ナサール受刑者の容体は安定しているという。

ナサール受刑者は児童ポルノ関連の連邦法に違反した罪で60年の刑期に服している。

連邦刑務所局の声明によると、今月9日の午後2時35分ごろ、フロリダ州サムタービルにある連邦矯正施設「コールマン2」で受刑者1人が暴行を受けた。対応した職員は直ちに救命措置を開始し、救急隊の出動を要請して手当てを続けた。

声明では、今回の事件に関する内部調査が進められていると説明。暴行を受けた受刑者は治療のため病院に搬送されたとも述べた。事情に詳しい情報筋は、この受刑者がナサール受刑者であることを確認した。

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