※8/14(月) 5:56配信
デイリー新潮

 障害のある子どもが通う特別支援学校の、幼き児童が何者かに性的ないたずらをされた。これは「準強制わいせつ事件」として当局を動かすところとなったが、刑事事件における“無罪推定”の原則が安全と安心を脅かす、皮肉かつ深刻な事態となっている。

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 発端は昨年5月12日、中国地方の特別支援学校に通う女児(当時6歳)の下腹部に生じた異変だった。女児の母親(35)が振り返る。

「その日、娘が高熱を発したため夕方に市民病院へ連れて行きました。帰宅後、娘にごはんを食べさせ、夜の8時半ごろにオムツを交換したんです。すると、下腹部から“野菜片”のようなものが、それこそチュルッとばかりに出てきて……」

 一家は祖母(55)と母親と娘の三人暮らし。慌てた母親は祖母を呼び出し、一緒に確認した。便ではない異物と判断して再度、娘を病院で受診させることに。

「医師も“ちょっと野菜片みたいだね”って。翌日、婦人科で下腹部を洗浄してもらうと、さらに野菜片が出てきたのです」

警察の腰は重く…
 異変から3日後、母親は警察を訪れ、証拠となる異物をオムツとともに提出。

「警察からは“鑑識の結果、特定できたのはゴマだけ。残りは野菜片のようなものとしか言えない”と伝えられました。また、オムツからは娘のDNAしか検出されず、犯人を特定できる情報は得られなかったとも。娘の障害者手帳の等級は1級。知的障害の程度も『(A)』という一番重たいものです。自分ではオムツの上げ下げもできない。性犯罪に遭ったと訴えるのだって不可能なのに……」(同)

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