連日続く猛暑と水不足を受け、新潟県は市町村などが行う渇水被害補助への支援策を9月県議会に提案すると発表しました。

新潟県が市町村からの報告をまとめたところ、21日までに225ヘクタールの水田と、大豆などを育てる389ヘクタールの畑で葉枯れや生育不良などの被害が発生しているほか、牛18頭とニワトリおよそ4500羽が暑さで死んだということです。

これらの状況を受け、県は市町村や土地改良区などが行う渇水被害補助への支援策を発表しました。

水を引くためのポンプ車の設置やポンプの借り上げ・購入などにかかった費用を市町村が補助する場合、県が半分を負担します。

また、水路や揚水施設、送水管の設置や干ばつからの復旧への補助でも市町村や土地改良区を支援します。

【花角知事】「さらに今後もしばらく高温少雨が続く。渇水対策支援を深堀したい」

支援策は9月県議会に提案する予定ですが、花角知事は被害の全容が把握できておらず、今後の天候による影響も見通せないとして、予算規模は明らかにしませんでした。

BSN　2023年8月23日(水) 17:31
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/677890?display=1
https://newsdig.ismcdn.jp/mwimgs/1/b/680w/img_1b28a4c21dfbbae959e497fe763ad73c535160.jpg