>>173
トリチウム以外の放射性物質は ALPS (多核種除去設備)により浄化されますが、これらについては、日本原子力研究開発機構(JAEA)などが独立して分析を行います。JAEAは、69核種を分析していますが、そのうちIAEAが測定評価対象とした29核種については、検出され得る9核種に加え、検出されない20核種についても計測できる下限値で存在すると仮定して最大値を評価しています。
その結果、最初に放出予定のタンクの水の放射線影響は0.28と規制基準値の1を大幅に下回りました。
放出時には100倍以上に希釈され、影響は更に低下します。
なお、この基準に該当することを確認するために測定の対象としている放射性物質については、半減期から事故後約12 年経っても存在しうる核種のうち、水への溶け方等も考慮し て、29核種が選定されていますが、この測定対象核種の選定については、原子力規制委員会から認可を得るとともに、 IAEA から国際安全基準に適合したものとの評価を得ています。

https://x.com/nishy03/status/1693878914350014605?s=46