大手銀行がインドにIT(情報技術)や事務処理業務の集約を進める。三菱UFJ銀行とみずほフィナンシャルグループ(FG)は2020年に設立した新会社の人員をそれぞれ年度内に大幅に増やす。海外業務の拡大や法規制に対応するコストの高まりを受け、英語やITにたけた人材の多いインドで業務を集中処理する構想だ。

三菱UFJ銀が要員を増やすのは、20年に設立した「MUFGグローバルサービス」。立ち上げ時には20...(以下有料版で,残り1075文字)

日本経済新聞 2023年9月6日 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0193Q0R00C23A9000000/