任期満了に伴う山形市長選は10日投開票され、無所属で現職の佐藤孝弘氏(47)=公明支持=が、無所属新人で元山形県議の渡辺ゆり子氏(71)=共産推薦=を破り3選を果たした。投票率は39.10%(前回39.08%)だった。

 佐藤氏は中核市への移行や新型コロナウイルス対策など2期8年の実績をアピールし、中心市街地活性化や公共交通の拡充を主張。自民党県連が実質支援するなど幅広く支持を集めた。

 渡辺氏は、子ども医療費無料化の拡大や学校給食無償化を主張したが及ばなかった。

時事通信 2023年09月10日22時59分
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